【TOJP-7078 A COLLECTION OF BEATLES OLDIES】

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TOJP-7078
A COLLECTION OF BEATLES OLDIES


■ OLDIES - 国内最終プレス

1980年代中頃にはCDがアナログの販売量を上回るようになり僕の記憶だとビートルズの国内のアナログ盤は
1989年の消費税対応のプレス以降、ほとんど店頭で見かけることがなくなっていましたが、
ビートルズデビュー30周年を機に東芝EMIが1992年に数回に分けてイギリスオリジナルアルバムを
デジタルリマスター音源を使用してアナログ盤で再発。

CD化されていない「A COLLECTION OF BEATLES OLDIES」も発売されましたが既にCD化されていた
米国仕様の"Magical Mystery Tour"は発売されませんでした。その代わりに
イギリス仕様のEP2枚組みデジタル・リマスターで盤が発売されました。

一般的には、コレクションとして国内最終プレスということ以外、まったく新しいものはないので国内盤でも
忘れ去られている存在だと思います。

その後2003年から翌年にかけても、レーベルやジャケットデザインをイギリスと同一にし再度発売されたのですが、
この時はなぜか「A COLLECTION OF BEATLES OLDIES」は発売されませんでしたが
米国仕様の"Magical Mystery Tour"は発売されました。

今回はこの1992年に発売されたちょっとかわった音の「OLDIES」をご紹介したいと思います。

国内盤の1992年再発LPは別の機会にあらためてご紹介する予定です。

まずは例によってレコードの紹介から、

"TOJP-7078 OLDIES"
東芝EMI/ODEON 1992年5月27日発売

今のところこのリリースがこのアルバムの国内盤、最終(最新)プレス。
スリーブのデザインはイギリスに準じていますがレーベルは"EMI/ODEON"

"Back"

スリーブ裏面の写真もイギリスとほぼ同じになりました。
"Important Notice..."、"Long Play"や今は閉鎖されたプレス工場の所在地である"HAYES."のクレジットもプリントされ
従来の国内盤と比較すると、ずいぶんと雰囲気が変わりました。その代わりジョンが帯に隠れてしまいました。

"OBI"

消費税価格、黒くて太く、国旗があることから"消費税・黒国旗帯"や"消費税・黒太帯"などと呼ばれているようです。
1992年当時の売りは
CDではステレオで発売されていなかった数曲、「She Loves You」(擬似ステレオ)、「From Me To You」、「Can't Buy me Love」
「A Hard Day's Night」がステレオで収録されている点。

これは1966年のイギリスでのオリジナル発売時と売り文句は同じ方向性ですが事情が違います。
当時のイギリスではモノラル盤が主流だったため"She Loves You"、"From Me To You"、"We Can Work It Out"
"I Feel Fine"、"Paperback Writer"や"I want To Hold Your Hand"などのシングル専用曲がステレオで聴けることが売りであったようだ。
もちろん英国初登場の"Bad Boy"もです。
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このLPの帯には"英未発表曲「バッド・ボーイ」も収録したイギリス編集ベストアルバム"
という解説は国内ではすでにCDの"Past Mater's Vol.1"にこの曲が収録されていたので的を得た内容だが
なんとか、このうたい文句を引っ張り出したいという東芝の思いが感じられます。

いわずもがなですが、アルバムタイトルも正式なものに是正されました。

"Liner Notes"
解説と最新の対訳付き

"Record"
確証はないのですが、
発売時期とレコードのつくりが従来の1980年代の東芝のものと全く異なるので他社のプレスで、東洋化成あたりか?

このLPの溝をチェックしたところ不自然にレコード溝が薄く見えるバンドが存在する。
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下の画像では4曲目の"Help!"から。B面も同じことになっています。カッティングマシーンの特性だろうか??

僕が所有している2003年盤(当然、別のタイトルですが)にはこのようなものはありませんでした。
この薄い位置でも音量などには変化はありません。


"Label Side A"
"Label Side B"

"MATRIX A Side"
ギリスと同じ"YEX-619"で枝番は"-1S"
書体が同じ東芝でも1980年代のものと違う。1992年の再発LPは限定で5000枚プレスされたらしい。

"UK Fame & TOJP-7078 Front Sleeve"
左は1991年頃プレスされたイギリス FameレーベルのOLDIESです。紙の質は違いますが、
"stereo"ロゴの位置が同じで色調もほぼ同じに見えるので同じサンプル(版下のパーツ類)で製造されたのかもしれません。

enlarge(1400×1200)


"音源について"
最語になりましたが、
実のところ、このアルバムには購入当初から興味しんしんで、
同時に発売された他のオリジナルアルバムがイギリスと同じようにデジタル・リマスター音源(DMMではないと思う)なので
もしや、このアルバムも..、という思いがありました。

購入後すぐに聴いてみると、"She Loves You"、"From Me To You"、"Can't Buy Me Love"、"A Hard Day's Night"は除いて
僕の耳には明らかにそのように聴こえました。(イギリス盤よりはずっと音が細いですが..)

問題は上記の1992年当時、ステレオ未発売だった4曲の音源なのですが、これらも国内盤のアナログ音源のLPと
比べると明らかに印象が違いました。

推測、想像の域をでないのですが以下のように思っています。

●"Can't Buy Me Love"と"A Hard Day's Night"は 音の広がりが狭いというか
どうも当時まだ未発売だったCDの「THE BEATLES 1962-1966」(赤盤)のリマスター音源と同じに聴こえます。
これはCDやイギリス盤のLPと比較した僕の印象です。ただこのLPの発売時はまだ上記CDは未発売であったため
早めに東芝が"赤盤"のステレオ音源を入手したという想像をするしかありません..

●"She Loves You"は後半の編集によるつなぎによる音の変化が目立たないので上記の音源を
国内で擬似ステレオ化したのであろうか..

●"From Me To You"はオリジナルステレオミックスのように聴こえる。(音はすごく細いですが..)
これはよくわかりませんが、手持ちのアナログステレオミックスを東芝が勝手にリマスターしたのであろうか..

同梱のライナーノーツ、スリーブ、レーベルには音源に関して全く記述されておりませんでした。


さて、皆さんの耳にはどのように聴こえるでしょうか。


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