RELATED | 第1回 2005/11/05 2006/01/23 UPDATE |
DVD BOX 2005
お時間があれば関連記事もあわせてご覧ください:オリジナルLP 再発盤LP/CD Blog紹介:CD
■The Concert For BANGLA DESH DVD George Harrison and friends
CD BOXからの続編となる2005年版のDVDです。
目玉はDISC1のリマスターされた映像とサウンド、それと気になるのはリハーサル映像などを含んだDISC2のボーナスDVD。
限定デラックス版とスタンダード版のセットをご紹介いたします。
【stereo】 DVD
米国盤発売日 2005/10/26 2005/11/30追加
型番:R2 970481 Apple/RHINO
国内発売日 2005/11/02
型番:WPBR90530/1 Warner MUSIC/RHINO/Apple
☆拡大画像は重いです
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"USA limited DX BOX SET" include with 64P color booklet and others | |
カラーブックレットは64P.。その他にポスターやステッカーなどおまけが多い。(準備中) アートワークはオリジナルLP BOXを見事に再現しています。 |
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"Back" | |
オリジナルボックスの良さを再現するためか曲目、クレジットなどは別紙に印刷されています。 | ||
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"Shape BOX" | |
なかなかコレクタブルで、良いつくりだと思います。 | ||
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このDX版は北米仕様・規格のためそのままですと国産のDVDプレーヤーでは観ることができません。 |
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UNICEFフライヤーの裏面に刻まれた限定シリアル番号 2006/01/23追加 | ||
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僕のは044,477でした。全世界で10万セットの発売だったようです。 | ||
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その他の画像は準備中 |
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"JAPANESE STANDARD SET" include with 36P color booklet and UNICEF flyer | |||
カラーブックレットはCDと同じく36Pですが縦長のDVDケースサイズになっております 内容はCD BOXと同じでしたが国内盤らしく対訳が別紙で同梱されています。 enlarge |
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通常版DVDはCD BOXのパッケージ仕様をそのままDVDサイズにしただけのようです。 | ||||
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CD BOXと同じく、副題として"George Harrison and friends"が追加されました。 アートワークもCDと同じです。 DX版はオリジナルアートを模したボックス仕様とポスター、ステッカーなどのおまけが多い。 |
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"Back" | |||
ボックス裏には曲目と各種クレジットがプリントされています。 | ||||
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"LAZER DISK & VIDEO CASSETTE" | ||||
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こちらは1990年代前半に発売されたレーザーディスクと米国製のビデオ。 権利関係がクリアーになっていなかったのかこのLDはすぐに廃盤になった。 オリジナルLP発売当時はコロンビア、エレクトラ、アップルなど参加ミュージシャンの レーベル間の調整はすぐについたそうだがディストリビューターの選定ですごくもめたそうだ。 オリジナルの音声は一応こちらで楽しめます。 |
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米国ではCapitol Recordsが販売。英国およびそれに準じた地域を除いてコロンビア系の会社が販売したようだ。 |
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"DVD" Inside |
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ボックスセットというよりはスリップケース。そこそこのつくりです。 カラーブックレットはDVDケースサイズになっておりますがCD BOXと内容はほぼ同じです。 enlarge |
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"DVD" Inner |
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イメージはやはりCD BOXと同じです。左側の内ポケットに36Pのブックレットが収まっております。 | ||||
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"DVD DISC1" MADE IN JAPAN | |||
映画の本編は『バングラデッシュ・コンサート1971』と銘打ったDISC1 レーベルもCD BOXと同じです。 | ||||
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"My Favorite Screen Shot" From DVD DISC1 | ||||
200ショット以上DVDから撮ったのですが、問題がありそうなので僕の好きなショットだけ掲載.. 何といってもナンバー1は"AWAITING ON YOU ALL"でのこのシーン。 ジョージ・ハリソンの熱演をサポートするクラウス・ボーマンとジェシ・エド・デービス(故人) 最高のシーンです。 |
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続いて"HERE COMES THE SUN"の演奏前のチューニングとMCのシーン。 この会話を聴くともうすぐ演奏が始まる期待感が膨らみます。 おろかなことにCD BOXでは見事にカットされました。その後の有名なイントロですごく緊張した顔から 笑みを浮かべるジョージの顔がすごく印象に残ります。 |
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DISC1の内容 | ||||
ディランの"ミスター・タンブリンマン"はオリジナル映像と同じく収録されておりませんでした.. CD BOXはオリジナル通りに収録。 PAGE TOP |
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"DVD DISC2" MADE IN JAPAN | |||
『バングラデッシュ・コンサート2005 -ボーナス映像』と銘打ったDISC2 ボーナス映像はこちらに収まっておりメーキング、未公開映像、回想録、ミニクリップ、ギャラリー どれを内容が濃く、知らないこともたくさんあり非常に楽しめる内容でした。 |
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2ショットだけご紹介いたします。 "IF NOT FOR YOU"のリハーサル ボブ・ディランと並んで演奏する貴重な映像。 From DVD DISC2 |
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回想録より From DVD DISC2 | ||||
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DISC2の内容 1.ドキュメンタリー (45分) 2.メイキング映像 (1)メイキング・オブ・ザ・フィルム (2)メイキング・オブ・ジ・アルバム (3) アートワーク・デザイン (4)1971年8月1日 3.フォト・ギャラリー 4.クレジット 5.未発表パフォーマンス : イフ・イット・フォー・ユー(ボブ・ディラン、ジョージ・ハリスン) カム・オン・イン・マイ・キッチン(レオン・ラッセル、エリック・クラプトン&ジョージ・ハリスン) ラヴ・マイナス・ゼロ(ボブ・ディラン) |
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"Liner" | |||
国内盤なのでライナーが同梱されています。 | ||||
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"Booklet" | |||
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"IMPRESSION" | ||||
さて2005年版デジタルリマスター映像やサウンドはいかほどか.. ボーナスDVDの貴重な映像を観たい衝動を抑えつつ、まずはDISC1の"映画"を先に観ました。 前評判通り映像は画質が向上し音もCD BOXと同様にすごくよくなりました。 LDでは不鮮明だったバックのミュージシャンの表情や動きもよくわかるようになり、ざらつきも少なくなり色も鮮明になりました。 音源もCD BOXと同じように聴こえますがこちらは映画なので、さすがにMCや曲間のカットはしていないようです。 "ぎりぎり"ノイズやLDの"My Sweet Load"の冒頭で聴こえる変な音はなくなりました^^ ボーナスDVDではメーキングと回想録が興味深く、僕にとって新しい話が多かった。 撮影は元々16mmフィルムで1台のカメラで15分しか撮影できなかったり、それを自前で変換装置を製造し70mmに拡大したこと。 ヤク中だったエリック・クラプトンの自戒とも取れる当時の心境を語る場面など、見所は多いです。 しかし参加ミュージシャンも年をとったこと.. また『JESUS CHIRIST SUPERSTAR』を押しのけて、賞を受賞する場面ではリンゴスターが代表で表彰される場面が印象に残ります。 未公開映像は当然ですが釘付けになりました(笑) ミックスエンジニアによるアナログ盤6面の最後にある"暗号"の話もおもしろい。 これはUS盤LPか旧プラケースCDで聴けますよ。ジョージの声?のように聴こえますが残念ながら 国内盤とUK盤LPには収録されていません。 僕にとって慣れ親しんだサウンドがカットされた気に入らない面があるにせよ、画質の向上とボーナスDVDの内容は 2005年版映像という新たな視点で捉えれば素晴らしい仕上がりだと思います。 特にCDにこだわらなければ今回はこのDVDだけ揃えれば充分かなとも思います。 |
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"音源編集違い" |
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ここではLDやVIDEOとの音源の編集の違いをまとめてみました。自分が気になるところだけですのでその点はご容赦を。 ミックス違いを意識した内容ではありません。 |
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家のプアーな4スピカーモードで聴いてもサウンドは迫力満点ですが、やはりカットされた音が多くみうけられ この点は大いに気にいりません..気づいた箇所は以下のとおりです。それ以外にもあるようですが あら捜しをするわけではないですし、思い浮かべないのはその箇所に違和感がないということでしょう^^ "MY SWEET LOAD"での演奏前のクラプトンのギターチューニングと直前の"ポン"という音がなく拍子抜け。 この曲間の時間も大幅にカットされているようだ。 "ポン"の音はメーキングによるとどうもカチンコの音のように聴こえますがたぶんドラムの音でしょう。 "AWAITING ON YOU ALL"での出だしの、観客の?威勢のいい掛け声。 ビリー・プレストン熱唱中にいい雰囲気で入るソウルフルなバックコーラス..、もカット。 CDもそうですが全体的にバックコーラスが薄くなり、2スピーカーでは歓声も不自然で変にうるさく聴こえますが 4スピーカーのAC3デコードONで聴くと、リアスピーカーに回り込み非常によくなります。 やはり4スピーカーで聴くべきだと感じました。 また"WHILE MY GUITAR..."での後半のバースのボーカルのディレイも弱く、2スピーカーでは目立たなくなりました。 "Something"でのツイン・リードソロでクラプトンの演奏がミックススダウンされてもいる.. その代わりにキーボードとベース、ドラムスの音,、ボーカルが前に出てきてこれはこれで素晴らしい仕上がりでした。 |
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