【BOOTLEG LP】

 

■ WHAT A SHAME,MARY JANE HAD A PAIN AT THE PARTY

1979年にリリースされた12インチシングルの海賊盤。ブートレッグコレクターのジョンレノンが晩年に
リファレンスマスターテープを海賊盤業者に流して世に出たといわれる珍品です。

ご紹介するLPは海賊盤なのですが、EMIの7インチのカタログと同じ"R"が付いたR8028の
"WHAT A SHAME, MARY JANE" HAD A PAIN AT THE PARTY"。
翻訳すると"なんてこった、メーリージェーンがパーティーでつらい思いをしたって"
この海賊盤のタイトル曲はホワイトアルバムセッション中の1968年8月14日にジョンレノンが4テイク録音し
アルバムに収めるつもりでした。
他のメンバーの反対にあい実現しませんでしたが、1969年にプラスティックオノバンド名義で
"You Know My Name"とのカップリングでシングルでのリリースを企て原盤まで作成したものの
最終的には発売にいたらなかった経緯があります。
その後の1996年に"AnthologyVOL.3"で発表され、初めて公式に日の目を見ることになりました。

それ以前は主に以下の海賊盤でしか聴けませんでした。
"LIVE AT THE SHEA STADIUM 1964" 1972年頃発売(OFFSHORE RECORDS)
"URTRA RARE TRAX VOLUME5&6"   1988年頃発売(TSP)
"SESSIONS"  1985年発売(FAKE EMI)

それではレコードをご紹介することにいたします。

【stereo】 BOOTLEG
発売日
USA HERVEST RECORDS R8028 1979/

※拡大画像はかなり重いです。
"WHAT A SHAME, MARY JANE Front sleeve"
まずは下のフロントカバーの写真をご覧ください。
1963年頃のスポーツ刈りのFAB4、その周りには16枚の女性のヌード写真が配置されしかも、
彼女たちは仮装したり奇妙なマスクをかぶっています...
有名な妊婦のヌードをあしらった"GET BACK"オリジナル盤以外に
いままでこんなアートワークのものは見たことがありません。
なんとも奇妙..
enlarge(1600×1200)
拡大画像を見ると夜うなされそうです..
enlarge(1600×1200)

"Back sleeve"
ジャケット裏面もご覧の通り...。フロントの女性の写真をソラリゼーションしています。
12インチに片面1曲づつ収録。45回転です。
ある意味、収録曲の雰囲気をよく表現しているアートワークといえるかもしれない...
F82001という型番の音質が悪いコピー版も出回っているそうです。

Page Top

●収録曲データ
この海賊盤には2バージョン収録されています。
基本トラック?はおそらく正規版と同じだと思いますが内容は異なります。
この曲の録音にはジョージ、ヨーコのほかにマルエバンズも参加したそうです。
A side Playing time source NOTE
1 WHAT A SHAME, MARY JANE" HAD A APIN AT THE PARTY(VERSION1) 6:35 MATER TAPE 全編で自転車のクラクション、
ヨークの叫び声、男性の叫び声が聞ける。
B side Playing time source
1 WHAT A SHAME, MARY JANE" HAD A APIN AT THE PARTY(VERSION2) 7:04 MATER TAPE ロングバージョン
特徴としてはバージョン1,2では演奏時間が長いロングバージョンが収録されている点でしょう。
またバージョン1のミックスは他の盤では聴けないと思います。
バージョン1:
曲の始まりでジョンとヨーコの会話、ジョージマーティンの声の直後にジョンの2-3-4というカウントイン、
ピアノを軽く演奏してから曲がスタートします。
全編にわたってヨーコのスクリーミングが響き渡り、BEACH BOYSのペットサウンドと同じような
自転車のクラクションのような音が"ぷーぷー"聴こえます。曲も進んでくるとになるとボーカル、ピアノ、ハンドベル
男性の叫び声が混ざり合い混沌とする中、最後にピアノをベース音としたアウトロを迎えます。
男性の叫び声は誰だかわかりませんが、鬼気迫るものがあります。(マルエバンズか?)
うなされそうなので夜は聴かないことにしています。
バージョン2:
公式発表曲や"URTRA RARE TRAX"に収録されているものと基本は同じです。

どちらのバージョンもジョンの"追い出される前に聴いてみよう"という会話で終了します。
たしかに、こんな変な録音をやっていれば追い出されるにちがいありません(笑)

"12inch analog"

何のクレジットもない
ホワイトレーベル。
"MATRIX LP R 8028 A"

A面のMATRIXは
"LP R 8028 A"
B面は
"LP R 8028 B"
"HERVER RECORDS"

所有しているもう一枚は
"HERVEST RECORDS"
というレーベル。
B面は無地でした。
ジャケット、MATRIXとも
もう一枚の物と全く同じ。

"TWO EMI BOX"
1979年当時、同じジャケットで下のような2EMI BOXレーベルのものも発売されました。
写真はMASAさん所有のものをお借りしました。彼によると
MATRIXには"LP"部分の刻印はないそうです。
こちらの盤はジャケットに"The Beatles"のステッカーが貼られています。

●関連タイトル
ここではこの曲を収録している関連タイトルをご紹介します。(アナログ盤のみ)
"Anthology VOL.3 (3LP)"
"MARY JANE"はこのアルバムで初めて公式に発表されました。TAKE4を収録。
曲名のクレジットは"WHAT'S THE NEW MARY JANE"、写真はUK盤です。

"URTRA RARE TRAX VOLUME 5 & 6 (2LP)" Bootleg
海賊盤ではこのLPに収録されているミックスが一般的です。
基本はTAKE4ですがミックスがアンソロジー収録のものと違います。
6分44秒のロングバージョン。曲名のクレジットは"WHAT'S THE MARY JANE"

CDではイントロのピアノの伴奏がカットされています。

"LIVE AT THE SHEA STADIUM 1964" Bootleg
TAKE4ベースにエンディングで男性の叫び声が聴ける唯一のミックスを収録。
こちらは約4分の通常バージョンです。詳細はこちらをご参照ください。

"SESSIONS" FAKE
Anthlogyシリーズの10年前に発売される予定だった
幻の未発表曲・未発表テイク集。5分59秒のバージョンが収録されています。

"SPICY BEATLES SONGS" Bootleg
1974年頃に出回ったレガシーな海賊盤。TRADE MARK OF QUALITY(TMOQ)製です。
(MASAさん所有)

ショートバージョンで音質最悪な録音を収録。
この他に僕が以前に所有していた"MARY JANE"にも同じものが収録されていました。

記事を書くにあったって以下の本を参考にしました。
『BLACK MARKET BEATLES』(JIM BERKENSTADT & BELMO著)
『BEATLES NOT FOR SALE』(BELMO著)

次回は"ON STAGE JAPAN 1966"を予定してます。

  Page Top 

ブログSEO対策:track word
ブログ SEO
ブログ SEO
ブログ SEO
ブログ SEO
ブログ SEO