【The Beatles Capitol】

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The Capitol Albums Vol.1 "IMPRESSION"

"US CD"  VS.  "LP "

ボックスセットCDとアナログLPとでサウンドの比較をしてみました。

アナログ盤は、ステレオは1970年代の"Apple label"、モノラルは1966年頃の"Rainbow Capitol label"、
タイトルは大好きな『SOMETHING NEW』に絞って確認してみました。

所有している盤に制約があるため、一部分の比較になったことはご了承ください。
あと個人的な思い入れもたっぷり入っている点もご容赦を願います。

まずはステレオ盤から、
音量についですが
管理人が所有しているオーディオ装置だとLPの方が10db以上レベルが高く、比較するのにいちいち
ボリュームをいじらなければなりませんでした。

CDとLPとで大きく違うのはLPは中低音とボーカルが飛び出てくるような音がしますが
CDだときれいにまとまった感じ高音とボーカルの分離は良いのですが音がすこし引っ込んでいます。
LPだとバッキングがかたまって音が出てきてうねる感じですが、CDは分離がよくとくに高音がきれいです。

しかし今回の24bitリマスターは素晴らしく良くできていてLPの雰囲気をよく再現しているため
かなり重箱の隅を突くような内容になっています。(笑)


USA CD USA stereo LP
stereo/mono CD stereo LP

個別でいうと
『I'LL CRY INSTEAD』ではタンバリンやバッキングのリズムギターの高音がクリアーになり
ました。ジョンのボーカルもゆがみがあったのがすっきりしてちょっと細身になっています。

『ANY TIME AT ALL』では高音が伸びた感じは同じですが、ドラムのアタックが少し弱いのと
ボーカルが細くなって少しひっこんでいます。やはりこの辺はCDの特徴で致し方ないか...
そのかわり各パート特にピアノの音がLPより素晴らしい!例の間奏の会話も消されることなく
残っているのはGOOD JOBですな。

今回のCD化でモノラルでしか聴けなかった曲が素晴らしいサウンドでステレオ化されたのがうれしいです。



"Analog LPs "

比較用のアナログLP。撮影中の自分が一緒に写ってしまった。(笑)

1966 pressing mono LP 1970 pressing stereo LP


"mono LP sleeve "

数年前に手に入れたモノラル盤、スリーブの状態はよろしくないがレコードは状態が良い。
広告インナーに"Revolver"の写真が載っているので、おそらく1966年頃のプレスです。

色がおかしい点はご容赦を...


こんどはモノラル盤ですが
音量の違いはステレオ盤と同様。これは再生アンプなどの特性により変わるので当てにならない。
大きく違うのはCDは全体的に音がすっきりしていてLPがもつ、"もこもこ"した音がなくなりました。
中低音はステレオ盤ほど薄くなっていません。

たとえば
『ANY TIME AT ALL』
ボーカルを基準にして同じ音量で聴くと高音が伸びたせいか、シンバルの音がうるさいくらいです。

『WHEN I GET HOME』
UK盤とのデフMIXで有名な曲ですが、音の分離がよくなったので?
CDの方がLPよりMIX違いがはっきりわかって好みです。特に間奏のピアノの響きが美しく素晴らしい!

『AND I LOVE HER』
LPモノラル盤の
『SOMETHING NEW』を購入した動機はこの曲の米国モノラルMIXを聴きたかったからで
『AND I LOVE HER』のなかでも大好きなバージョンです。
うーん、残念ながらポールの情感たっぷりのボーカルはLPにはかないません。
ボーカルの線が細くて少しだけ物足りない感じがします。しかしパーカッションやギター類のサウンドは
高音部が美しく見事な音になっています。
捉え方によっては、CD化されて歪みがとれクリアーになったといえると思います。

CDモノラルの場合特に、全体的に高音の美しさが素晴らしいと思います。



"EMI 24bit re-mastering "


『BEATLES ONE』のひどいリマスターの実績がありEMIの24bitリマスターに不安があったものの
最新の東芝EMIの24bitリマスターCDの素晴らしさを知ったので今回のCD化には大いに期待していました。

予想通りの素晴らしい音質で満足です。技術の進歩は早いですね。
まさか、行方 洋一氏の手によるMxMF処理は施されていないのだろうなー


東芝EMI "必聴/名盤シリーズ"
東芝EMIから"紙ジャケ"で見事に復刻された
フォークルの正式デビューアルバム。
カラーインナーもオリジナルを見事に再現。
24bitリマスターで素晴らしいサウンドに仕上がっています。
今回のCapitol BOXの"紙ジャケ"は東芝EMIの
"必聴/名盤シリーズ"
と同じコンセプトで作らせるのがよかったのかも。
今後の東芝さんに期待するしかないですね。


■ US盤LPの"もこもこ音"と音圧

音量が高いと感じることについて今回、あらためて思ったのは、やはりコンプレッサーやリミッターのかけ方や
カッティング時の条件で印象が違うのではないかという点です。
CDとLPという媒体の違いも特性が大きく異なるので広義では同じことだと言えるでしょう。

国内盤リボルバーの"Loud Copy"で散々、UK盤や他の国内盤と比較したときもそうでしたが
"Loud"な音の印象と実際の音量とは比例していないように思います。
国内盤リボルバーでは1976年以降におそらくノイマンのレースでカッティングれたものなど
一見、音はでかいですが、ボーカルやギターなどの高音域が単に延びているだけで
聴く限りはけっしてラウドではなく音の厚みがありませんでした。
うまく表現できませんがラウドな音とは
バックグランドの音が抑えられた感じでなく、一様に大きな音がするものだと思っています。

"neuman SX-68 cutting lathe"(from catalog)

話がそれましたが
今回のmono LPの音は聞くところによると旧式のスカリーのレースでカッティングされた時代のもので
高域が延びていない分中低音が厚く、もこもこして音圧も高く感じるようです。

"Old fashioned Scully cutting lathe"

Canada Capitolのカッティングをしていた元"RCA社の"エンジニア所有のもの。
米国Capitolでも同じものを使用していたそうです。


US編集盤の場合、片面15分以内の収録のためカッティング時に溝の間隔が余分に
取れるため、その分、カッティングレベルを引き上げ可能と言われています。

● "US CD"  VS.  "EU CD "

今度はCD同士の比較です。
CDは基本的に音の差というものがないといわれていて、特に24bitリマスター
同士比較して意味があるのだろうか...こちらも決めうちで感想を述べたいと思います。

"CD Player"
CDプレーヤーは下のようなポータブルタイプです。実は据え置き式のものは持っていません。(笑)


全体ですが
まず聴いてみて思ったのは、"EU盤"は高音が抑えられてシンバルの音が抑え目で
響きが少ないのに大して”US盤は”目立っていて響きが大きく総じて良く目立ちます。
ボーカルの差異はないものの、中低音は"EU盤"のほうが厚みがあるようです。

まずステレオ盤ですが
『I WANT TO HOLD YOUR HAND』のイントロから中低音の差がはっきりわかります。
Johnのリッケンバッカーが奏でる独特のリフの音など厚みの差がはっきりとしています。
またサビのコーラス最後の部分で"I CAN'T HIDE"を3回リフレインし、最後にドラムのおかすが
入りますが、こちらの音もはっきりと差がわかり、"EU盤"のほうが力強いです。
逆にシンバルなどは"EU盤は"控えめです。
同じような傾向は『THINGS WE SAIED TODAY』でもわかります。
こちらはドラムの音が"US盤"は"ばすん"という感じですが"EU盤は""ぽこん"という締まった音になります。
管理人の好みとしてはEU盤ですが、どちらが良いとは言えません。

モノラル盤ですが
ステレオ盤と傾向は同じでした。
『ROLL OVER BETHOBEN』ではイントロのジョージのギターの音量が違っていて
"EU盤"の方が勢いがあります。その後の演奏もドラム、ベース、ギターリフも同じです。
特にバッキングのギターの音量差がよく目立ちます。
やはり"EU盤"の方が中低音が厚く、高音がやや抑え目です。

『NO REPLY』ではバックのJohnのリズムギターは"US盤"の方がきれいに音が出ていますが"EU盤は"
ちょっと控えめです。ドラムの音はステレオの『THINGS WE SAIED TODAY』と同じ傾向です。
1章節目の終わりごろに、咳払い?のような音は見事に聴こえます。これもCapitolのGOOD JOBですね。


米国盤は第1回をご参照ください。


EU盤は第2回をご参照ください。




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