【UK PRESSING APPENDIX 】
■補足
ここではUK PRESSING GUIDEの補足的な情報や考えををまとめてみました。
初期プレス..
言葉の定義の話ではありますが..
初期プレスということばは難しく、解釈としてレコードメーカーが発売前の予約数や過去の実績から最初のバッチで
製造するレコードを示すのが正しいと考えています。いわゆる初出荷という意味あいですか。
製造バッチごとの使用したレーベルタイプなどの仕様やメタルマザー、スタンパーの情報を製造計画/実績というかたちで
イギリスEMIが公開しない限り想像の域を出ない部分が多いです。初期プレスという言葉が適切かもしれません。

マトリックスの鮮度について
MATRIX枝番(BN)とSTAMPER(STP)で製造時期を推定する方法は実のところ不確かなことが多く
MATRIX(ラッカー盤)から製作する過程での"鮮度"という扱いで考えた方が無難です。

日本で唯一レコードをプレスしている東洋化成さんの情報によるとSTP1枚で2000枚の
レコードしかプレスできないそうです。MATRIXからMMが何枚製造できるか、また
MM1枚に付きSTPが何枚作られるかは不明ですが
何10万枚という大量の予約注文を発売日に合わせて製品として揃えておくにはあらかじめ大量にSTPを
作成しないと無理だということはどう考えても明らかです。
このためA面がMMとSTPが若いのにB面はかなり進んでいるケースが多々あるようです。
この推測としては一度に大量にMMとSTPを製作しSTPはプレス時に"適当"あるいはあるルール?で
使いまわしたのではなかと考えています。

MM、STPは永久に使用できないものなので当然、工場では1枚ごとに使用実績の管理はしていたと思います。
前述のプレス時期の特定は、この情報がEMIから入手できれば完璧だと思います。


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